今日は世界で親しまれている数々のチャントから、「歌詞」に注目してピックアップしました。
サッカー の応援歌は盛り上がる曲、楽しい曲だけじゃないんです!
いい歌があるので、5選という形でご紹介させていただきます。
YOU’LL NEVER WALK ALONE
「YOU’LL NEVER WALK ALONE」はお馴染みの曲ですね。
世界的にはリバプールが試合前に必ず歌うことで有名です。
JリーグでもFC東京が歌っていますね!
本場リバプールの雰囲気をお楽しみください。
~Lyric~
When you walk through a storm
Hold your head up high
And don’t be afraid of the dark
At the end of the storm
There’s a golden sky
And the sweet silver song of a lark
Walk on, through the wind
Walk on, through the rain
Though your dreams be tossed and blown
Walk on, walk on, with hope in your heart
And you’ll never walk alone
You’ll never walk alone
~日訳~
嵐のなかを進むなら
顔を上げて進もう
暗闇を恐れないで
嵐の向こうには金に輝いた空が広がり
小鳥の銀のさえずりが待っている
風に向かって進もう
雨にうたれても進もう
たとえ夢破れようと
進むんだ、進んでいくんだ
希望を胸に抱いて行こう
君は決して独りじゃない
決して独りじゃないんだ
リバプールはアウェイゲームで、泣く泣くスタジアムツアーだけ参加しました。
スタジアムツアー中も流れるのですが、いつかホンモノを一緒に歌ってみたいですね!
YOU’LL NEVER WALK ALONE×CLアンセム は鳥肌しばらく治らないと思います😂
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続いて、FC東京版です!
さて「YOU’LL NEVER WALK ALONE」は元々ブロードウェイミュージカルで生まれた歌ということをご存知でしょうか?
タイトルは”Carousel”(日訳 : 回転木馬、メリーゴーランド)。
20世紀非常に著名だった”リチャード・ロジャース”と”オスカー・ハマースタイン二世”によって、1945年に生み出されました。
このあたりは調べると詳しく出てくるので、気になった方はググってみてください・・!
神戸讃歌
続いてはヴィッセル神戸の神戸讃歌です。
この歌は阪神・淡路大震災でダメージを受けてしまった神戸の街並みや一人一人の心を紡ぐヴィッセル神戸にとってとても大切な一曲です。
~歌詞~
俺たちのこの街に お前が生まれたあの日
どんなことがあっても 忘れはしない
共に傷つき 共に立ち上がり
これからもずっと 歩んでゆこう
美しき港町 俺たちは守りたい
命ある限り 神戸を愛したい
Glad all over
こちらはプレミアリーグのクリスタルパレスが入場曲で使っている曲です。
原曲はThe Dave Clark Fiveが1963年にリリースました。(1964年にはUKチャートで1位)
クリスタルパレスは1990年のFA杯決勝で初めて歌い、それからずっと親しみ受け継がれている曲です。
(参考:Croydon Advertiser Why do Crystal Palace fans sing Glad All Over and what are its lyrics?)
~Lyric~
You say that you love me (Say you love me)
All of the time (All of the time)
You say that you need me (Say you need me)
You’ll always be mine (Always be mine)
I’m feelin’ glad all over
Yes, I’m glad all over
Baby, I’m glad all over
So glad you’re mine
I’ll make you happy (Make you happy)
You’ll never be blue (Never be blue)
You’ll have no sorrow (Have no sorrow)
‘Cause I’ll always be true (Always be true)
And I’m feelin’ glad all over
Yes, I’m glad all over
Baby, I’m glad all over
So glad you’re mine
~日訳~
ずっとずっと、
愛してるって言ったよね。
僕が欲しいって言ったよね。
ずっと僕のものになるんだよね。
僕はとっても良い気持ちさ。
そうそ、良い気持ちさ。
ベイビー、良い気持ちさ。
君が僕のもので嬉しいよ。
君を幸せにするよ。
ブルーになんかさせないよ。
悲しむ事は無いよ。
ずっと君に正直でいるから。
僕はとっても良い気持ちさ。
そうそ、良い気持ちさ。
ベイビー、良い気持ちさ。
君が僕のもので嬉しいよ。
出典:名久井翔太の音楽文章ラジオ
Si Senor
アルゼンチンのコパ・リベルタドーレスから、リバープレートのチャントです。
自チームへの愛着と国を超えて、他ライバルを意識したチャントですね!(でもやっぱりボカジュニアーズへのライバル心が一番なようです)
若干感動するかは微妙なところがありますが、リバープレートの卵は日本にあるのでしょうか!
Y Dale alegría alegría mi corazón,
La Copa Libertadores es mi obsesión
Copamos Belo Horizonte y Asunción,
Bostero vos lo miras por televisión
¿Qué vas hacer?
Si vos no tenes los huevos de River Plate
¡Y si señor!
De la mano del Muñeco vamo’ a Japón
私の心に喜びを与えてくれ
コパ・リベルタドーレスに私は取り憑かれている
ベロオリゾンテ(ブラジルの都市)とアスンシオン(パラグアイの都市)を取り囲もう
ボカジュニアーズはテレビで見てて
あなたは何をするつもり?
リバープレートの卵がないときは
よし、さー!
日本へ行くぞ
Marching On Together
最後はプレミアリーグに所属するリーズユナイテッドのこの曲です。
タオルマフラーを掲げて歌うのが印象的ですね!
この歌は特にリーズの過去の辛い時期を知っているサポーターにとっては特別だと思います。
財政難に苦しめられ、2004年に降格。2007年は破産を申請し3部に降格。2010〜2012年は主力を無償で放出しました。
この状況を知ってから、歌詞をみると、後半のWe’ve been through it all together〜の歌詞がとても響きます。
Here we go with Leeds United,
We’re gonna give the boys a hand,
Stand up and sing for Leeds united,
They are the greatest in the land,
Na na na
Everyday, we’re all gonna say,
We love you Leeds! Leeds! Leeds!
Everywhere, we’re gonna be there,
We, love you Leeds! Leeds! Leeds!
Marching On Together!
We’re gonna see you win
Na na na na na na
We are so proud,
We shout it out loud we love you Leeds! Leeds! Leeds!
We’ve been through it all together,
And we’ve had our ups and downs (UPS AND DOWNS!)
We’re gonna stay with you forever,
At least until the world stops going round
Na na na
Everyday, we’re all gonna say we love you Leeds!Leeds!Leeds!
Everywhere, we’re gonna be there,
We, love you Leeds! Leeds! Leeds!
リーズとともに歩もう
その男の子に手を差し伸べて
リーズのために立ち上がって、そして歌うんだ
この国で1番さ
毎日声を大きくして言うんだ
リーズを愛していると
どこへいこうが
リーズを愛している
一緒に行進しよう
あなたの勝利が見たい
とても誇りに思っている
リーズを愛していると叫ぶよ
私たちはずっと一緒に過ごしてきた
浮き沈みがあった(良い時も悪い時も)
私たちはあなたとずっと一緒にいる
少なくとも世界が回り続けるのをやめるまでは
…(略)
まとめ
どの応援歌も歴史や背景があり、心にささるものがありました。
リズムやテンポに注目されがちな応援歌ですが、ぜひ好きなチームの歌詞にも注目していただければと思います。